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太陽光発電の気になる7つのデメリット・メリット!蓄電池で補える?

太陽光発電を検討する際は、不安ごとが出てきますよね。業者の人はメリットしか言わなかったりするので、デメリットも知りたいと思っている方も少なくはありません。

 

【こんな悩みの方向け】

  • 太陽光のデメリットって何?
  • メリットも知っておきたい。
  • デメリットの解消方法はないの?

 

【この記事で分かること】

  • 太陽光のデメリット・メリット
  • 太陽光のデメリットを補う方法
  • 太陽光発電の上手な導入方法

 

この記事でデメリットとメリットが分かり理解できれば、光熱費削減への第一歩に繋げることができます。

 

<目次>

■太陽光発電の7つのデメリット

■太陽光発電の7つのメリット

■太陽光のデメリットを蓄電池で補う

■ソーラーカーポートについて

■固定価格買取制度について

■太陽光発電を上手に導入する方法

 

それでは説明していきます。

 

太陽光発電の7つのデメリット

太陽光発電のデメリットで上位に上がってくるのが7つの項目です。

 

①メンテナンスが必要

太陽光発電はノーメンテナンスと聞いたことがあるという方もいらっしゃいますが、メンテナンスは必要です。

太陽光発電は電気を扱う商品です。事故があってからでは遅いです。

また、発電量の低下や故障など起こることもあります。そうなる前にメンテナンスはしておきましょう。

時期としては4年おきと言われています。特に保証が切れる前にはしておくことをお勧めします。

 

②天候に左右される

太陽光発電の一番のデメリットと言われるのが天候に左右されることです。

太陽が出ているときにしか基本発電しないので、夜は発電しません。

電気を一番使う時間は夕方以降です。その時間帯に発電してくれればいいですが、そうはいかないのが太陽光発電です。

 

③設置が向いていない家がある

住宅用の太陽光発電は屋根に設置するのが基本です。ですから屋根が小さかったり、何かの建物などの影が日中続くと設置に向いていないことになります。

なので、導入コストに対して発電量の確保ができる家以外はおすすめしません。

 

④パワーコンディショナの設置場所の確保が必要

パワーコンデショナとは太陽光の電気を直流から交流に変える変換機になります。

設置場所は屋内と屋外があり屋内ならブレーカーの近くの壁が主流で屋外なら隠ぺい配線が行えるお風呂場の外壁側が多いです。

寸法的に横幅600mm×縦幅400mm×奥行200の大きさで、離隔が上下200mmは必要になってきますので、確保できるか試してみましょう。

 

⑤電気が貯めれない

太陽光発電は電気を創る自家発電機です。発電機なので電気を創るのみです。

なので、電気を貯めることができません。ですから太陽光発電で作った電気が余れば蓄えることができないので、電力会社に売ることしかできないのです。

 

⑥雨漏れリスクがある

太陽光発電は屋根に設置しますので、雨漏れのリスクは出てきます。

大事なお家で雨漏れしてしまうと大変ですよね。

しかし、メーカーのマニュアル通り施工すれば雨漏れのリスクは、ほぼないと言えます。

ですから設置金額が安かったり、よくわからない業者に頼むのは雨漏れリスクにも繋がってきますので、業者選びは重要な項目です。

 

⑦業者の倒産リスクがある

太陽光の業界は浅い会社(設立10年前後)の会社が多いです。実際に潰れている会社も多々あります。大きい会社でも潰れるときは潰れます。

正直、会社の規模よりは、お客様を大事にしている会社かどうかが肝になるでしょう。

そういった会社は、信頼があり実績もあります。そんな会社なら安心して任せられますよね。

 

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太陽光発電の7つのメリット

 

太陽光発電はデメリットばかりではないです。デメリットよりメリットの価値の方が高いです。そんな中メリットを7つ解説していきます。

 

①電気代の削減ができる

太陽光発電の特徴はなんといっても電気代の削減です。今電気代が高騰している状況なので、電気代を減らせれるのは家計にとってうれしいことです。

どんな家庭にだって電気は使っています。

いくらぐらい電気代が削減できるかはご家庭によりますが、月に約3,000円~8,000円ぐらいは削減が見込めれるでしょう。お昼間に電気をたくさん使っているご家庭は効果抜群です。

 

②売電収入が得られる

太陽光発電のもう一つの特徴が売電収入です。発電した電気を使いきれなかった場合は、電気を電力会社に売ることができます。2021年度の売電単価は1kWhあたり19円で買い取ってくれます。年々売電単価は下がっていってメリットがないといわれる方もいらっしゃいますが、太陽光発電システムの費用自体も下がっていますので、まだまだ設置するタイミングとしてもチャンスです。

 

③寿命が長い

太陽光発電は寿命が長いのです。設置する機械としてはパネルと接続箱とパワーコンデショナがありますが、パネルの寿命は30年以上と言われており、接続箱やパワーコンデショナの寿命も15年以上になります。

なので、15年過ぎたぐらいにパワーコンデショナを一度交換しておけば30年以上使えることになります。

 

④家の中の温度が良くなる

太陽光発電は屋根に設置するので、夏場には屋根裏や2階の温度がやわらぎます。

本当に夏場の2階はムンムンしたりすることでしょう。そういった暑苦しさがやわらげばエアコンの電気代も変わってきたりします。

家の断熱によりますが体感的には2℃ぐらいかわってきます。

 

⑤蓄電池と相性が良い

太陽光発電は蓄電池と相性が良いです。太陽光発電は夜の電気代は安くできない、電気を貯めることができないといったデメリットですが、このデメリットを補ってくれるのです。

昼間は太陽光発電の電気を使って電気代の削減をし、夜は蓄電池に貯めた電気を使って削減できます。

また、災害時も蓄電池に電気が貯まっていれば電気を使うことができます。

太陽光発電の設置をする際は蓄電池も検討材料になることでしょう。

 

⑥ZEH住宅に近づく

 

ZEH住宅とはネットゼロエネルギーハウスの略で、簡単に言えば家庭の消費電力に対して発電量の方が多い住宅になります。

今や新築住宅では当たり前と言っていい住宅なので、すでに建っている住宅でも太陽光発電のシステム容量がクリアできればZEH住宅に近づけます。

 

⑦環境にやさしい

太陽光発電は二酸化炭素の軽減に繋がるので、環境にやさしいです。

菅首相も2050年に脱炭素をかかげており、これは今の環境をもっとよくしていこうとする方針です。その中で太陽光発電もまだまだ導入を推進していますので、環境にも役立てるということに繋がってきます。

 

太陽光のデメリットを蓄電池で補う

 

太陽光発電のデメリットは蓄電池で補うことができます。

蓄電池で補うことができる大きな点は3点です。

①電気が貯めれる、②電気代が安くなる、③夜間の停電対策

この3点は太陽光発電の大きなデメリットなので、そのデメリットが補えれば助かります。

 

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①電気が貯めれる

太陽光発電は自家発電機なので、電気を貯めることができません。なので、電気が余ってしまえば、買い取ってもらうしかなくなります。その買取単価が高ければよいですが、安い場合なら勿体ないです。そこで活躍するのが蓄電池になるのです。余った電気を貯めてくれますので、電気が貯まっていれば自分の好きな時に使うことができます。

 

②電気代が安くなる

蓄電池があれば余った電気を貯めて使えるので電気代が安くなります。

太陽光発電だけでは夜間に電気を創ることができないので、電力会社から電気を買わないといけません。なので、蓄電池の電気を使うことで電力会社から電気を買う量が少なくなりますので、確実に電気代が安くできるのです。

 

③夜間の停電対策

夜間に停電になっても電気が使えるようになります。

太陽光発電のみなら昼間発電していれば自立運転モードに切り替えれば、停電していても専用回路のみ電気が最大1500Wwまで使えます。しかし、太陽光発電は昼間しか発電していないのでどうしても夜間に停電になると電気が使えません。

なので、蓄電池があればどんなに暗い時間帯に停電が起きても安心して停電対応ができるようになるのです。

 

ソーラーカーポートについて

 

どうしても太陽光パネルを屋根に設置したくないという方はいらっしゃることでしょう。でも太陽光発電は興味あるし設置したいなという声も聞きます。

その場合はソーラーカーポートをおすすめします。

ソーラーカーポートとは、住宅の屋根に乗せるのではなく、駐車場の屋根に乗せる太陽光発電の事をいいます。

戸建て住宅に住んでいれば、カーポートは欲しい設備のひとつです。どうせならカーポートだけの活用ではなく太陽光発電を乗せて上手に有効活用することができます。

 

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固定価格買取制度について

 

住宅用太陽光発電では、制度が開始した2009年から10年後の2019年11月より、ぞくぞくと買取期間終了のご家庭がでてきており、全国で約53万件。この状況が「2019年問題」で2019年以降は毎年卒FITを迎えるご家庭があります。

 

太陽光発電を上手に導入する方法

 

太陽光発電を導入するなら失敗したくないですよね。誰もがそう思うことでしょう。

では太陽光発電を上手に導入する3つのポイントを解説していきます。

 

①屋根の大きさ、形、影の状況

発電量に大事な屋根の大きさや形は重要なポイントになります。

太陽光パネルの枚数が少なすぎると発電量に影響が出てきます。

例えば設置費用に対して発電量が少なすぎると費用対効果が合いません。

なので、発電量に関わる屋根に関しては重要になります。

 

②メーカー選び

メーカー選定は大事です。今では国内メーカーから海外メーカーまで聞いたこともないメーカーもあります。

海外メーカーは安く設置できるかもしれませんが、日本の気候やメンテナンスを考えた時にお勧めするのは国内メーカーです。

費用や機能、メンテナンスなど総合的にお勧めできるのは「シャープ」、「長州産業」、「ソーラーフロンティア」、「パナソニック」が良いです。

 

③業者選び

太陽光業者はとても多くなり、いろんな業者があります。

メーカーの代理店、販売から工事まで一貫体制の業者、販売のみの業者で工事は下請け、

全国展開している業者、地域密着型の業者と様々です。

一番の理想は、メーカーから信頼されている代理店で、工事は自社工事、昔から根強く地域に特化した業者が何かあった時に一番信頼できることでしょう。

最後に、アフターサービスをしっかりと行っているかも業者選びでは重要です。

 

まとめ

太陽光発電には7つのデメリット・メリットがあります。

メリットばかりではなくデメリットもありますので、把握しておきましょう。

その太陽光発電のデメリットを補ってくれるのは蓄電池やソーラーカーポートになります。

固定価格買取制度に関して、住宅用の太陽光発電の買取期間は10年と決まっていますので、目先だけ考えずに、10年後のことも考えて検討していくことをおすすめします。

最後に太陽光発電を上手に導入する方法は3つ。

①屋根の大きさ、形、影の状況、②メーカー選び、③業者選び

この3つを怠ると損してしまう場合がありますので、必ず優良店のスタッフとコミュニケーションをとりながら進めていきましょう。

 

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