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電気代高騰への対策

電気代高騰を防ぐ為には

 

まだまだ寒い日が続いています。

エアコンを入れるのにも最近の電気代上昇でスイッチを入れるのを以前より躊躇されている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は電気代上昇へ対策をご紹介いたします。

 

まずはそもそも電気代とはどういう仕組みなのか

電気代は大きく分けると4つに分類されます。

 

  • 基本料金 ②電力量料金 ③燃料費調整額 ④再生可能エネルギー発電促進賦課金

 

  • 基本料金とは・・・

 

契約容量によって決まる固定料金のことです。

主に設備費、人件費など電気の安定供給のためにかかる費用をカバーする目的で

請求されます。この基本料金は電気を全く使わなかったとしても発生します。

 

  • 電力量料金とは・・・

 

電気を使った分だけ料金が増える従量式の料金です。

電力会社や今入っている電気プランで1kWhの料金が決まっています。

時間帯によって夜が安く昼間が高いプランなどがあります。

例えば中国電力の料金プラン電化スタイルコースだと以下の単価です。

※中国電力参照

  • 燃料費調整額とは・・・

 

原油、液化ガス(LNG)、石炭など、電気を作るための燃料の価格は、市場や為替など

外部要因によって変動します。この燃料費変動に応じて電気料金を調整するのが

燃料費調整額です。この燃料費調整額は使用電力に応じて算定します。

  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金とは・・・

 

平成24年7月に開始した再生可能エネルギーの固定価格買取制度とともに導入された料金です。固定価格買取制度とは太陽光、風力、地熱、水力など再生可能エネルギーによる発電を普及させる目的で、電力会社等が一定期間、固定価格で再生可能エネルギーを買い取ることを義務付けたものです。

毎年度定められた再生可能エネルギー発電促進賦課金単価に1ヵ月の電気使用量を乗じて

計算します。

 

なぜ電気代が高騰しているのか・・・

 

ここ最近の急激な電気代上昇の原因は

ウクライナ情勢などによる石炭や液化天然ガス(LNG)の輸入価格高騰の為

燃料費調整額が値上げされているからです。

 

日本は発電の4分の3を輸入の石炭、天然ガス、石油に頼っています。

なので日本はその影響をダイレクトに受けて価格が急激に高騰しています。

 

ではどのくらい燃料調整額が上がっているのでしょうか

2022年4月は1kWhで3.19円だったのが2023年2月には1kWhで15.02円になっています。5倍近い金額の燃料費調整額がかかっています。

先程もお伝えしましたが燃料費調整額は電気使用量に掛けますので使用量が多ければ多いほど電気代は増えてしまいます。

 

では電気代を抑えるために・・・・

 

では本題に入りますが具体的にどうしたらいいのでしょうか

結論は電力会社から電気を買わなければ燃料費調整額も増えません。

ですが生活するには電気は必須です。電気なしの生活など出来ません。

電気を買わずに自宅で作ってしまえばいいのです。

おススメは太陽光発電と蓄電池です。

太陽光発電で電気を作り蓄電池へ貯めるという方法です。

太陽光発電だけでは発電している時間にしか電気は使えません。

日が沈む夕方以降には太陽光発電の電気は使えなくなるのを蓄電池に昼間余った電気を貯めておいて使用します。

そうすることで電力会社からの買電を抑えることができます。

イコール高騰してきている再エネ賦課金や燃料費調整額も抑えることができるのです。

 

太陽光や蓄電池を設置するには・・・

まずは現場調査が必要です。

屋根の材質や方角、角度などによって価格や発電量は変動します。

今お住まいのお家が太陽光に向いているか向いていないか判断してもらいましょう。

その上でシミュレーションを作成してもらいどのくらいメリットがあるのかを把握しましょう。

 

太陽光や蓄電池の設置には電力会社と国への申請が必要です。

契約しても実際工事日までには数ヵ月かかります。

電気代は上がってきています。早めのご検討をおススメします。