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小水力と農林水産省の補助事業

今回の小水力ブログでは農林水産省の小水力発電向けの補助事業についてご紹介します。

弊社のミライアクア小水力発電システムは中山間地域で農業している方向けに、水路を利用して

小水力発電で系統連系し売電収益で農家を活性化させようという目的からスタートしました。

農家は、その地域で水田に水を引き土地改良区や水利組合という組織で地域の水路を管理しています。

また、水路の維持管理に必要な経費は、改良区や水利組合の会費で賄っています。

小水力発電機を導入するときに、少しでも補助金が出れば助かるといった声も聴くこともありました。

現在、農家の減少や農家の人の高齢化で農地が減ってきて年々水路の維持が難しくなっています。

このままでは、農業において一番大切な農業用水を安定的に流すことが厳しくなり、農作物の生産にも影響する

能性があります。また、国土や自然環境を守るなど様々な機能にも支障を来すこととなります。

そこで、水路などの農業水利施設を利用して小水力発電を行い、農業施設の維持管理費の 削減と農家負担の軽減を小水力発電の売電収益で賄えるかもしれません。

現在、農林水産省が市町村や土地改良区向けに小水力の導入支援を行っています。

市町村や土地改良区です補助率が1/2です

(1)小水力等再生可能エネルギー導入支援事業

事業種類 小水力等再生可能エネルギー導入支援事業
対象施設 小水力・太陽光等発電所
事業主体 都道府県、市町村、協議会、土地改良区等
補助率 定額
補助の内容・条件 農業水利施設を活用した小水力発電の導入の円滑化を図るため、調査・設計等を

(2)農山漁村地域整備交付金のうち地域用水環境整備事業

事業種類 農山漁村地域整備交付金のうち地域用水環境整備事業
対象施設 小水力発電施設
事業主体 都道府県、市町村、土地改良区
補助率 1/2
補助の内容・条件 土地改良施設、農林水産省の助成対象の農業施設や公的施設に電力を供給する発電施設を整備・小水力発電整備事業計画が作成されていること

 ※事業主体に制限があるが、補助率1/2で小水力発電システムが導入出来れば

  補助金申請込みでの設備導入を検討してもらえる自治体が増えるかもしれません

〇再生可能エネルギー導入前と後のイメージ

既設の水路の設備(街灯)に小水力で発電した電力を送る余剰売電契約なら、設備を利用しない時の

電力は電力会社へ全て売電することになります。

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