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あけましておめでとうございます。
今年も、水力ブログをよろしくお願いします。
今回は小水力発の振り返りで、簡単な説明をさせて頂きます。
一般的に「小水力発電」と呼ばれているものは、厳密には最大出力が10,000kW未満までが小水力発電の範囲です。
それより大きいものは、100,000kW未満を中水力、それ以上の規模は大水力という区分になっています。
総貯水容量は日本で最大のダム発電所は岐阜県の徳山水力発電所で発電出力は161,900kWです。
小水力という一括りの区分では発電出力が1kWでも10,000kWも小水力発電となるので細かく区分できるように1,000 ~ 10,000kW未満を「小水力発電」、100~1,000kW未満を「ミニ水力発電」、100kW以下を「マイクロ水力発電」という呼称で呼ばれることもあります
区分 | 発電出力【㎾】 |
大水力 | 100,000以上 |
中水力 | 10,000~100,000 |
小水力 | 1,000~10,000 |
ミニ水力 | 100~1,000 |
マイクロ水力 | 100以下 |
マイクロ水力の特徴は上水道、工業用水道施設の排水設備、工場やプールなどの循環水処理施設や河川の大規模な土木工事を行うことなく設置出来て水流のエネルギーを有効活用できる点です。
まだまだ、認知度から言うと水力発電と言えば、中水力、大水力の様なダム発電所のイメージを持たれる方が多いですが
小水力発電の地域への普及活動に積極的な自治体もいて、設置候補地を探されています。
弊社のミライアクア発電機は「流れ込み式」と呼ばれる方式です、農業用水路などの流れの有る中に発電機を固定し流量と高低差を利用してサイフォン効果によるエネルギーを発電に利用しています。
最近では家電メーカーや精密機器メーカーなどのもマイクロ水力事業に参入してきています。
様々なメーカ―の独自技術で今後は世の中になかったマイクロ水力発電機が市場に出てくるかもしれません
競合機種が少なかったマイクロ水力ですが選べる範囲が広がれば、ユーザー様にとっても設置条件に合ったマイクロ水力発電機が見つかるかもしれません、自社の商品が選ばれるように他社より良いシステム良い提案が出来るように頑張っていきます。