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■蓄電池導入者の口コミ評判
蓄電池を実際に導入された方々の口コミを、必要性、タイミング、メーカーの選択について3方向からご紹介していきます。
・蓄電池に関する口コミ評判を様々な角度から紹介
家庭用蓄電池は歴史も浅く、今の段階で手を出すことに戸惑いを感じる方が多い事でしょう。決して安くない商品ですので、心配事もあると思います。
しかし、そうした事を心配しているだけでは、いつまでたっても時期尚早ということになってしまいます。それこそ太陽光発電システムを早くから導入されている方ほど、売電や補助金での恩恵が大きかった事実もあり、これは蓄電池も同じです。平成26年度までは国から補助金があり実質金額は今より安かったです。なので、今から検討される方は思い立ったら、速やかに導入へ向けて動き出した方が良いでしょう。
そうした状況で、皆様の背中を押してくれるのは、既に蓄電池を導入されている方の口コミ評判でしょう。そこで、蓄電池の「必要性」「タイミング」「メーカーの選択」という3方向から導入者の声を紹介したいと思いますので、是非参考にしてみてください。
■蓄電池の必要性について
・蓄電池導入者による口コミ評判【必要性編】
蓄電池は、もともと災害などでの停電時に非常用電源として利用できますが、それ以上に注目されているのが、余剰・深夜電力の蓄電になります。
ただし、まだ2019年問題である固定価格買取制度が終了しているわけではありませんので、それまでの活用方法としては、深夜の安い電気を蓄電地に貯めておき、朝や夕方以降の割高な時間帯に貯めておいた電気を使いことができます。
太陽光発電は、今まで通り余剰売電になります。
そして2019年から続々と固定価格買取制度が終了してきますので、そうなれば余剰電力を蓄電地に貯めて自家消費する方々が増えてきます。
実際に、蓄電池の導入を決断された方の【必要性】に関しての理由をいくつか紹介していきます。
【下記のQ.1のコメント】
・一番の理由は10年後の買取り値段がグッと下がることを知り、それなら自分で使った方が良いと思い導入しました。又、これから電気代が上がっていく事も理解し、この先自給自足になっていく事を考えたら必要だと思いました。
【下記のQ.1のコメント】
・災害や停電時のもしもの備えとして安心できると思った。導入コストはかかるが、長い目で見て、せっかく太陽光発電をしているので合わせることにより、日中の電気代を下げられ、結果、節約につなげることが出来ると分かったので。
【下記のQ.1のコメント】
・これから電気代がどんどん上がると聞いて、発電した電気を全て自家消費した方がお得だと考えました。
■蓄電池の導入タイミングについて
・蓄電池導入者による口コミ評判【タイミング編】
蓄電池の導入に対して、不安材料の一つに上がってくるのがタイミングになってくるでしょう。
冒頭でもお話した通り、例えば金額面で言えば平成26年度までは国から補助金があり実質金額は今より安かったです。
蓄電池の効果も早くから得ることもできます。
今後、蓄電池の原材料の高騰化も進むとも言われたりもしています。
次は、蓄電池の導入を決断された方の【タイミング】に関しての理由をいくつか紹介していきます。
【下記のQ.2のコメント】
・安くなるのを待つつもりでいたが、電気自動車などにも同じ原材料が使用されている為、安くなるとは考え難いと聞いた。2020年には消費税も上がるので、今のうちにと思い決めた。
【下記のQ.2のコメント】
・子供の教育費等が数年後にかかってきます。来年には消費税も上がるので、今しかないと思いました。
【下記のQ.2のコメント】
・太陽光を設置したのは13年前なので、パワコンの保証も切れている中で、蓄電池を設置すればパワコンが新しくなり、パワコンにも保証が付くと言われ決断しました。
■メーカー別の口コミ
・蓄電池導入者による口コミ評判【メーカーの選択編】
現在の主流メーカーとしては下記の5社になってきておりまして、メーカー選びも大事なポイントです。
今の現状の太陽光メーカーは?売電量はいくらある?電気代はいくらかかってる?屋内設置?屋外設置?停電時のときは?などなど。
しっかりとご家庭にあったメーカーを選びましょう。
蓄電池の導入を決断された方の【メーカーの選択】に関しての理由をいくつか紹介していきます。
【下記のQ.3のコメント】
・太陽光の容量も大きく、売電量も多いので、容量の大きいスマートスターの9.8kWhが大家族の我が家には最適だと思いました。
【下記のQ.3のコメント】
現在、太陽光発電のメーカーがシャープなので、取付工事や今後の使い勝手を考えると、蓄電池もシャープ以外は考えられなかった。
【下記のQ.3のコメント】
・いろんなメーカーを見ましたが、室内におけることと容量があっていることと、見ためもスタイリッシュなので、屋外にはおきたくなかった!!
■蓄電池の相談が増えています
今、蓄電池システムのご相談が増えてきており、導入される方が年々増えてきています。
ただ、蓄電池は儲かるものではありません。これは、ご相談時にお伝えしておりますが語弊があるかもしれません。
もちろん電気代は下がりますが、太陽光発電のように蓄電池システムは、金銭メリットが
蓄電池の初期投資金額を上回ることは起こらないです。
蓄電池の価格(月々)>蓄電池の金銭メリット
それでも、今蓄電池システムの導入が右肩上がりで増えてきておりますが、それはなんでなんでしょうか?
■太陽光発電システムと蓄電池が相性の良い理由
今蓄電池システムの問い合わせや導入される方が増えてきています。
それは太陽光発電との相性がいいからです。
その理由は、太陽光発電のデメリットを補ってくれるからです。太陽光発電は太陽が出ている時間帯しか発電しません。なので、お昼間の電気は安くなり、余った電気は売ることが出来ます。しかし雨の日や夕方以降の発電が弱まってきたときは、電力会社から高い電気を買わないといけません。ところが蓄電池システムは、割安の深夜電力を蓄電池システムに蓄電し、発電量が消費電力より低い場合は蓄電池システムが蓄電した安い電気を放電いたします。こちらがイメージ図になります。
■蓄電池だけの導入とセット導入した場合の費用回収年数の比較
・蓄電池のみを導入した場合の費用回収年数
蓄電池のみの導入は、どれくらいの金銭メリットがあるのか計算してみます。
【条件】
・蓄電池容量:7.2kWh
・使用可能容量:5.76kWh
・充放電効率:94%
・メーカー:京セラ
・深夜の買電単価:10円
・日中の買電単価:32円
(※中国電力の料金プラン「ファミリープランⅡ」をもとに算出)
蓄電池システムの金銭メリットは、日中に買電単価と深夜の買電単価の差額になります。
日中払うはずだった電気代 - 蓄電時に払った電気代 = 年間電気代削減 |
63,072円 - 19,710円 = 43,362円 |
平成27年度は、京セラの蓄電池7.2kWhが148万円の金額でして、補助金が53万円出ていました。自己負担額は約95万円になる計算です。
自己負担額95万円÷削減金額43,362円=費用回収年数約21年になるわけです。
ですから「蓄電池は儲からない」と冒頭でお伝えしました。
・蓄電池と太陽光発電システムをセットで導入した場合の費用回収年数
次に蓄電池と太陽光発電システムをセットで導入した場合は、どれくらいの金銭メリットがあるのか計算してみます。ここではセット率の高いメーカー「シャープ」で計算してみます。
・メーカー:シャープ
・蓄電池容量:4.2kWh
・太陽光発電の設置容量:5.5kW
・月の電気代:12,000円
・日中の電気使用割合:30%
・深夜の買電単価:10円
・日中の買電単価:32円
・太陽光発電175万円
太陽光発電のみの費用回収年数は約9年になります。
費用回収年数が固定価格買取制度10年を下回り9年と、とても金銭メリットがあると言えます。
ここに蓄電池システムを同時設置するとシャープの場合はハイブリッドパワコンが使用可能になりますので太陽光発電+蓄電池システムの金額が270万になります。
太陽光発電+蓄電池システムを同時に設置しましたら、費用回収年数は12.4年になるわけです。
お分かりかもしれませんが、この差を見て太陽光発電だけでも費用回収年数は早いですが、蓄電池システムを同時に導入しても、それほど年数が変わらないのです。しかも固定価格買取制度10年を超えても、余った電気を蓄電地システムに蓄電し、お家で使用できるので先の事も考え安心して電気が使えます。
これが最近になって蓄電池システムが売れている理由です。
蓄電池システムの耐用年数はシャープであれば約30年ですので、長年にわたって利用できすることが出来ます。
■品薄傾向。蓄電池で損をしないベストな導入時期と動き始めるタイミング
導入時期が早ければ早いだけ蓄電池の効果が得られます。遅くても10年間の売電契約が満了を迎える1年前までには検討していきましょう。
早く導入すれば、深夜の安い電気を活用して節電ができ、太陽光発電は通常通り高い金額で売電することが可能なので、効果としては一番大きいです。
【2019年問題】で制度が切れる方は58万世帯あり、すべての方へ蓄電池を供給できる体制は整っていません。ちなみに2015年と2016年の出荷量の差はおよそ24万台でした。
2009年に太陽光発電の固定価格買取制度が始まってすぐ、国内産の太陽光パネルは極端に品薄状態になったことがありました。蓄電池も前年以上に生産量を伸ばしたとしても、この先、品薄になることが予想されます。肝心な時に手に入らなければ、その分高い電気代を無理に払わなければなりません。せめても2019年10月に期日を迎える方は、2018年から申請準備を始めることをお勧めします。
■蓄電池+α情報!
定置用蓄電池市場はどうなる?
ZEHとVPPの普及で2018年以降、成長軌道が定着へ
シード・プランニングが日本国内の定置用蓄電システム市場の調査結果を発表しています。
住宅用と業務用の販売台数は、2024年に42万台と予測しています。これは2016年に比べて11.4倍に拡大しています。ちなみにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の約4割搭載されるとみられています。
国内の定置用蓄電システム市場は、東日本大震災を機に防災対策やエネルギー管理に向けて拡大し始めています。太陽光発電の自家消費に向けた動きも強まる中、2016年度の蓄電システムへの助成は、蓄電システム単体のものから、ZEHやVPP(バーチャル・パワー・プラント=仮想発電所)向けへと変化しています。
このように蓄電システムの役割は、建物や地域全体のエネルギーの最適化に変わりつつあり太陽光発電と組み合わせて使う用途がさらに広がると分析されていますので、太陽光発電を設置されている方は、この機会に一度検討してみるのも良いでしょう。