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蓄電池を比較するための6つの視点|電気代削減に興味のある方必見!

蓄電池を購入すれば電気代は安くなるってなんとなくわかるけど、でも具体的にはどうやって蓄電池を選べばいいのかわからない・・・という人は多いのではないでしょうか。

 

たくさんのメーカーから様々な蓄電池が発売されているので、どこに目をつけて比較していいのかも難しいですよね。

 

この記事では、電気代削減のために蓄電池に興味がある方に、最適な蓄電池を選ぶための比較のポイントをお伝えします。

 

■蓄電池比較のポイント

家庭用蓄電池を選ぶ時のポイントは下記の6つです。

蓄電池を選ぶ際にはどんなことに気を付けて、メーカーを選ぶべきか。

電気代や住環境や生活スタイルに合わせて選んでいきましょう。

 

①蓄電容量

容量によって使える電力量が異なるので、生活スタイルや太陽光発電の

売電量に合わせて選びましょう。

②寿命

充放電の回数には寿命があり、保証されている回数を超えると蓄電容量が減ってきます。蓄電池の寿命はどれくらいなのかということも知っておき   たいですね。

③サイズ

メーカーによっても大きさはさまざまですので、設置場所に置けるサイズであるか、事前に現場調査してもらうとよいでしょう

④太陽光発電との併用

太陽光発電を設置している方は、併用した場合にどのような効果があるのか事前に確認しておきましょう。

⑤価格 

本体価格の他に、設置工事等の費用も掛かります。また地域によっては、補助金の金額も異なります。見積りを依頼した業者さんに問い合わせてみましょう。

⑥保証

メーカーによっても、保証内容や期間はさまざまです。しっかりとチェックすることをお勧めいたします。

■メーカーの比較

メーカー シャープ 京セラ パナソニック スマートスター オムロン NEC 東芝 フォーアールエナジー
商品  シャープ  京セラ  パナ  スマートスター  オムロン  NEC  東芝  4R
容量 4.2kWh 12kWh 5.6kWh 9.8kWh 6.5kWh 7.8kWh 7.4kWh 12kWh
定格出力 2.0kW 3.0kW 2.0kW 3.0kW 1.5kW 3.0kW 3.0kW 3.0kW
寸法(W×H×D) W500mm

H605mm

D360mm

W1060mm

H1250mm

D300mm

W480mm

D610mm

H230mm

W761mm

H1145mm

D440mm

W452mm

H656mm

D120mm

W980mm

H1150mm

D300mm

W780mm

H1025mm

D300mm

W1100mm

H1150mm

D310mm

重量 77kg 226kg 68kg 195kg 52kg 150kg 142kg 280Kg
発電モード シングル発電 シングル発電・ダブル発電 シングル発電 シングル発電・ダブル発電 シングル発電 シングル発電・ダブル発電 シングル発電・ダブル発電 ダブル発電
機器保証 10年間 10年間 ユニット10年、パワーステーション15年 10年間 10年間 10年間 10年間 バッテリー5年その他製品2年
出力保証 納品から10年充電可能容量が定格容量の60%未満 なし 納品から10年実質容量(5.4kWh)の60%未満 納品から10年充電可能容量が60%を下回った場合 なし 納品から15年、実質容量(6.62kWh)の50%未満 納品から10年定格容量の60%未満 なし
価格(メーカー希望価格) 1800000円 3700000円 1830000円 2850000円 オープン価格 オープン価格 2970000円 オープン価格

 

 

シャープ

・コンパクト設計で、設置しやすい。例えば4.2kWhであれば高さ605mm、横幅500mm、奥行360mmなのでコンパクトでたっぷり蓄電できます。

・電気使用量や設置場所に合わせて、最適な蓄電池。普段の節約、万が一の停電への備えで4.2kWh。大容量タイプでさらなる安心な8.4kWh。室内設置に適したコンパクトな蓄電池6.5kWh。

・シャープならではの、「見守りサービス」と「長期保証」で、設置後も安心。インターネットを通じてエラーが発生していないかシャープがしっかり見守ります。万日、不具合が発生した場合も、すぐ発見・対応するので安心です。また15年保証(有償)は、保証対象機器(蓄電池本体、ハイブリッドパワーコンディショナー、電力モニター、ケーブル、電力センサー、PRPセンサー)が対象できめ細かな内容です。

京セラ

・ハイスペック蓄電池12kWhを搭載。容量が大きいのが特徴で長時間様々な家電製品を使うことができる。

・ご利用時の出力が大きく、通常の連系時定格出力3.0kW、自立運転時2.0kVAが可能。

・お客様の目的に応じたモード設定が可能で、押し上げ効果ありか、押し上げ効果なしのいずれかが選択可能。

・寒冷地での設置範囲が設置環境の周囲温度下限が-20℃。

 

パナソニック

・パナソニックは商品ラインアップが豊富で、「創蓄連携システム」が魅力で、パナソニック製のエネファームを連携することで更に効果を生み出す。

・3つのモードがあり「経済優先モード」、「環境優先モード」、「蓄電優先モード」があり、ライフスタイルに合わせた運転が可能。

・創蓄連系システムを利用すればHEMSモニターで電気、ガス、水、太陽光発電、エネファームの状況が閲覧でき節電意識を上げることが可能。

・業界初の「壁掛けタイプ(1kWh)」。住居空間をそこなわない,住宅分電盤のようなデザイン。

スマートスター

・大容量の9.8kWhで200vのエアコンを動かせる高出力3kVA。大容量ならではの「もしもの時」にも備えたい蓄電池。高出力なので200vにも対応していますので、安心です。

・停電時は家中の電気を丸ごとバックアップできる「全負荷型」です。

・太陽光発電と併用で電力会社に頼らない自給自足も目指せます。

・モニターも売電量、買電量、家庭の使用量なども確認ができ、タッチパネルで操作も簡単。

・安心の10年保証が付いており、蓄電池本体およびエネルギーモニターに10年保証がついています。

 

オムロン

・世界最小・最軽量サイズのコンパクト設計。場所を選ばずわずかなスペースにも設置可能。

・簡単後付けでコストも抑えられる6.5kWhと9.8kWhタイプがあり、ご家庭のスタイルに合わせ選べます。

・6.5kWhは重塩害対応なので海岸線近くでも設置可能です。

・電気を短時間で充電したり、一気に放電もできます。これから本格化する分散電源システムへの対応もできます。

 

NEC

・高い技術とノウハウがあり、日産自動車株式会社との共同開発したリチウムイオン電池は「日産リーフ」に採用されています。

・様々なライフスタイルに合わせた運転モードが可能。①割安な夜間電力を貯めて、ひるまの消費電力を削減。②蓄電システムの電力を利用して、節電に貢献。③太陽光発電で発電した電力を優先的に蓄電池に充電。④太陽光発電で発電した電力を売電。

・一般家庭用の性能で操作も簡単。運転モードや運転状況等の確認が簡単。

東芝

・お客様の目的に応じたモード設定が可能で、押し上げ効果ありか、押し上げ効果なしのいずれかが選択可能。

・安心の10年間保証。蓄電池本体と蓄電システム用分電盤を10年間保証。また、10年間蓄電池容量維持率を60%まで保証。

・エネルギー計測ユニットとの組み合わせで更に便利になり、モニター画面で家庭内の電気使用状況を確認でき、蓄電池モニターで操作画面を表示し操作可能。

フォーアールエナジー

・業界NO.1の12kWhの大容量で3kWの高出力が大きな特徴です。なので一般家庭の一日分の消費電力相当を補うことも可能。

・停電時には自動的に蓄電池システムからの電力供給に切り替えることができます。

・家庭用燃料電池エネファームと組み合わせることもでき、長きに渡り電気をバックアップできます。

 

■蓄電池の仕組み

蓄電池の発電モードは「シングル発電」、「ダブル発電」と2つあります。

 

 ・シングル発電(押し上げ効果なし)

「シングル発電」又は「押し上げ効果なし」とも呼ばれています。

こちらが太陽光発電と蓄電池の1日の電力使用状況のイメージ図になります。

シングル発電

①ナイトタイム(23時~8時)

電力会社の電気を家庭で使い、蓄電池に夜間の割安な電気を蓄える。

②ファミリータイム(8時~10時、17時から23時)

蓄電池に蓄えた電力を放電し家庭内で使います。

③デイタイム(10時から17時)

太陽光発電で発電した電気を家庭内で使用し、余った電気を売電します。

 

シングル発電のメリットは買取価格そのままで、太陽光発電で補えない部分は蓄電池の電気を使用します。

 

 ・ダブル発電(押し上げ効果あり)

「ダブル発電」又は「押し上げ効果あり」とも呼ばれています。

こちらが太陽光発電と蓄電池の1日の電力使用状況のイメージ図になります。

ダブル発電

①ナイトタイム(23時~8時)

電力会社の電気を家庭で使い、蓄電池に夜間の割安な電気を蓄える。

②ファミリータイム(8時~10時、17時から23時)

電力会社の電気を家庭内で使う。

③デイタイム(10時から17時)

蓄電池に蓄えた電気を優先的に使用し、太陽光発電の売電量が増える。

 

ダブル発電のメリットは買取価格は安くなりますが、売電量が増えますので、日中電気を使うご家庭や太陽光発電のシステム容量が少ない方にお勧めです。

 

 

■停電時のメリット

停電時(非常時)には、どれくらいの電気が使えるか。

※満充電時で保証値ではありません。

 

・シャープ 4.2kWhの場合

冷蔵庫24時間/日、テレビ3時間/日、照明5時間/日、

スマートフォン1台/日

 

・京セラ 12kWhの場合

冷蔵庫、扇風機、テレビ、携帯電話、ノートPC、蛍光灯スタンド

(使用する電力の合計が430W程度とした場合)

 

・パナソニック 5.6kWhの場合

冷蔵庫50w×1台、LED照明50w×2台、液晶テレビ100w×1台

携帯電話5w×3台

 

・スマートスター 9.8kWhの場合

LED電球30w→約278時間点灯、32型液晶TV1000w→約83時間視聴可能

電子レンジ1000w→約8時間稼働、冷蔵庫50w→約167時間稼働

 

・オムロン 6.5kWhの場合

冷蔵庫50~100w、テレビ100~150w、照明50w~100w、携帯電話充電5wが約19時間使えます。

 

・NEC 7.8kWhの場合

ラジオ14w、液晶テレビ110w、LED照明(10個)80w、ノートPC30w、携帯電話充電(2台)10wが約18時間使えます。

 

・東芝 7.4kWhの場合

照明100w、冷蔵庫160w、テレビ150w、パソコン他30wの計440wを約14時間連続して使用できます。

 

・フォーアール 12kWhの場合

下記の電気製品がほぼ1日の電力を蓄電地システムでカバーできます。

冷蔵庫430L 130wが1日、液晶テレビ230wが12時間、エアコン暖房670wが3時間、IH炊飯器200w(炊飯30分+保温3時間)、洗濯機300wが1時間、IHクッキングヒーター1300wが30分、蛍光灯30w×3個と蛍光灯60w×3個が4~5時間、掃除機1000wが30分、電子レンジ1450wが30分

 

■停電で困ること

・冷蔵庫内の食材が腐る

・照明が使えない

・冷暖房が使えない

・充電ができない

・テレビが見えない

などが上げられます。

 

 

■蓄電池の種類

エネルギー分野で利用可能な蓄電池は4種類になります。

各蓄電池によって自動車用や出力安定化用として、様々な特色を活かし開発・利用されています。

 

①NaS電池

特徴

・構成材料が原始的に豊富で、量産によるコストダウンが可能で理論エネルギー密度も高い。また充放電時の副反応がなく(自己放電もない)、充放電のエネルギー効率も高く長寿命。SOC(※1)の利用可能範囲も広い。

※1:SOCとは、State of Charge の略で充電レベルを意味します。

 

②リチウムイオン電池

特徴

・エネルギー密度が高く、充放電エネルギー効率が極めて高い。しかも自己放電が小さい。溶解析出反応を伴わないので、長寿命が期待できます。また急速充放電が可能で充電状態が監視しやすい。低いSOCで劣化が起こりにくい。

 

③鉛電池

特徴

・比較的安価で、使用実績が多く、比較的広い温度範囲で動作。過充電に強く、高電流密度による放電が可能。リサイクル体制も確立。

 

④ニッケル水素電池

特徴

・溶解析出反応を伴わないので、長寿命が期待でき、過充電、過放電に強い。SOC範囲も極めて広く、急速充放電が可能である。また使用温度範囲も広い。理論エネルギー密度も高く、エネルギー効率も比較的高い。

 

■日本の蓄電池の技術について

・日本は、民生用電池分野で生産量世界第1位。

・ニッケル水素電池については世界シェア74%と、圧倒的に世界トップを維持。

・電池の性能はここ15年で5.2倍に増加。

・プリウス等に使われている自動車用ネッケル水素電池の世界シェアは、日本の電池メーカーがほぼ100%であり、圧倒的な競争力を誇っている。

・携帯電話、パソコンなどの民生用リチウムイオン電池の世界シェアは、日本の電池メーカーが約6割と競争優位な状況にある。

※出展:資源エネルギー庁(平成21年2月)

 

■今後蓄電池の価格はどうなる?

 

・現状では、鉛電池5万円/kWh、NaS電池2.5万円/kWh、ニッケル水素電池10万円/kWh、リチウムイオン電池20万円/kWhのコスト。

・自動車用蓄電池については、現状の20万円/kWh→2030年に0.5万円/kWhが目標(次世代燃料・自動車イニシアティブ)

・系統用は、現状、企業においては、概ね現状15万円/kWh→2030年1.5万円/kWhの目標の下に低コスト化を目指している。

※出展:資源エネルギー庁(平成21年2月)

 

■家庭用蓄電池の設置の流れ

 

弊社は岡山県倉敷市で創業から46年。

 

再生可能エネルギーで社会を豊かにすることを目指しています。

 

岡山県下で太陽光パネル設置実績トップクラス。

 

蓄電池の導入は弊社にお任せください。

 

お問い合わせを頂いてから、ご家庭のスタイルに合った提案、電力申請、補助金申請、設置工事(お引渡し)までの流れについて。

①お問い合わせ

「蓄電池ってどうなの?」「金額はいくらするの?」

などなどお気軽にご相談下さい。

②現場調査

専門スタッフがお伺いし、設置場所の採寸をお調べし、蓄電池システムが設置可能かどうかを調査していきます。

③運用シミュレーション・概算見積もり

お客様の住環境やライフスタイル等をお調べし、お客様に最適な提案を致します。

④詳細お見積もり

蓄電池の金額や商品の特徴、工事内容等をご説明していきます。不明点があればお気軽にお聞きください。

⑤ご契約

蓄電池の内容等に承諾いただければご契約になります。蓄電池は電力会社の申請書、国に提出する事業計画書等の書面も必要になります。また、補助金に関しましては自治体や申請時期が異なりますが、お手続きも致します。

⑥着工

確申請等が通りましたら、工事日のご相談になります。また、事前にご近隣様のご挨拶も行っていきます。

⑦施工・お引渡し

蓄電池の工事期間は1~2日程度になります。工事が完了いたしましたら、お客様の立会いのもとご確認して頂き、問題なければ運転開始となります。

⑧アフターフォロー

各販売店によって、点検時期や内容が異なりますが、当社では設置から1年5年9年で点検を行い、専用の機械を使って電圧から電流の数値をお調べいたします。

 

■蓄電池のまとめ

蓄電池は太陽光発電みたいに売電収益が大きい物ではないので、目的としましては

「太陽光発電のデメリット(発電していない時間の手助け)を補ってくれ、電気料金の高騰をカバーし、非常時の停電対策」です。

 

日本は地震大国ですので、いつどこで大きな地震が起きてもおかしくはありません。

近い将来にも南海トラフ地震等が予測されています。また、今後も電気料金は上がっていくとも言われていますので、太陽光発電や蓄電池の普及により電力需要を緩和させていくことが普及促進のメリットになることでしょう。

家庭用蓄電池の事なら ひだかや株式会社にお任せ!