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日本は美しい海と山に恵まれた土地です。この山々にある水の流れを巧みに利用↓のが水力発電です。
自然の地形を利用したものが多く、水力発電所のほとんどは山間部に設置されています。
初めて水力発電による電気の明かりが灯ったのは、今から約130年も昔、明治20年代、
その時代に建設された仙台の三居沢発電所や京都の蹴上発電所などは、今も電気を造り続けています。
↑画像【三居沢発電所】
昔の水力発電所は設備の規模が大きく、土木工事費にコストが掛り
大きな発電設備を作る為に自然環境も壊れていました。
最近では小水力発電(マイクロ発電、ピコ水力発電)の開発が進み
家庭用の太陽光発電システムの様に、数kWの設備でも発電した電力を電力会社へ売電出来る商品も出ていて
中山間地域の自治体で注目されています。
小水力発電は普通河川や農業用水路に簡易的に設置出来て、大きな土木工事を行わない為
環境を壊さない再生可能エネルギーです。
弊社でもミライアクアという1.5kWの小水力発電を開発しました。
特徴は発電機と除塵器一体型の構造でシンプルな構造の為水路に合わせやすい点です。
発電機本体は筒の中に入っています、上の写真の現場では農業用水路と下流の河川を配管で繋ぎ2.5mの落差を作っています。
発電機の出力は1.5kWですが、水の流れがある限り朝でも夜でも発電しています。
1日稼働した場合の太陽光発電の8kW相当の発電量になります
※落差2.5m、流量毎秒200ℓの条件の場合
小水力発電機の設備利用率は意外と高いことが特徴の一つでもあります。
まだまだ設置事例は少ないですが、ご興味がある方へ商品カタログを郵送又はデータ送信可能です。