おかげさまで創業48年

小水力発電の維持管理

山間部の流れる川、または1級河川や2級河川の水源を安全に有効利用できれば、

小水力発電の件数が飛躍的に拡大することが期待できると思います。

しかし、すべての川には水利権があるので簡単に利用することは出来ません

1級河川や2級河川は国土交通省大臣や都道府県知事が管理しているので、

許可を得る事自体がハードルとなります。

実際に各地域の自治体が導入計画を進めていますが、小水力発電という枠組みのなかでも

100kWクラスの大規模な土木工事を必要とする発電所のものが多いです

 

主体を地域の水利組合が運用する場合、メンテナンスや除塵器(スクリーン)の掃除などの

維持管理に手間がかかり、目に見えないところでコストが掛っていることもあります。

 

 

逆に、地域の方でも扱いやすい小規模なシステムなら運用も簡単に行えれるかもしれません

太陽光発電の場合には過去に農地法の制約によって土地を利用できない問題がありましたが

小水力発電にも同様に「河川法」の制約があります。

ただし自治体が運営する浄水場や下水処理場などには水利権の問題は発生しないので、

こうした点で自治体みずからが小水力発電を実施する場合は有利と言えます。

近年、河川法が改正されて、出力が1000kW未満の小水力発電に対しては認可の手続きが

大幅に簡素化され一般の事業者でも小水力発電を導入しやすい環境が整ってきました。

水流が安定していれば年間の設備稼働率は太陽光や風力よりも大きくなることがあります。

発電能力に対する実際の発電量(設備利用率)を比較すると、太陽光は12%、風力は20~30%が標準的であるのに対して、小水力は平均して60%です。同じ発電能力であれば、小水力の発電量は太陽光の5倍、風力と比べても2~3倍も多いことになります。

もうひとつの課題である維持管理については、長年にわたって要員を確保できるかが重要になります。

小水力発電は意外に維持管理に手間がかかり。

水路を流れてくる木の枝や枯葉、もろもろのゴミが発電設備(除塵器)に溜まってしまうので、

定期的に掃除をすれば、安定した発電量が得られます。

 

 

弊社の商品は発電機から除塵器まで設計しておりメンテナンスや掃除も

簡単にできる構造となっています。

 

ミライアクアの詳しい内容はこちらから!