おかげさまで創業48年

小水力発電の災害用としての価値

弊社の、小水力発電のメインターゲットは太陽光発電システムと同じように売電収益を稼げることに

多くのニーズがあると今までは思っていました。

お客様からのミライアクアへの問い合わせの中で現場調査に行く機会も多くありましたが山間部の多い

岡山県北部や隣県でも、流量は十分あるが落差が無かったり、その逆だったりと流量と落差の条件が想定よりも少なく、売電収益で設備にかかったコストを回収するだけでも、10年以上かかってしまうような条件の場所が多い印象でした。

中には地域への小水力普及効果を狙って、自治体主導で設置した案件もありました。

そのなかで、売電収益以外のメリットは小水力発電なら何処にニーズがあるのか検討した時、メンテナンスや掃除頻度しだいで24時間でも発電することは太陽光にはない大きな利点だと思い、基本に返って非常用発電設備を軸に考えることにしました。

設備構成自体は系統連系用の機器に手を加えず利用できます。

パワーコンディショナーから取り出せれる自立コンセントを利用すれば

発電した出力を電源として利用できます。

一般的な家電製品の消費電力の例ですが冷蔵庫150W~600W、こたつ600W

スマホの一回分の充電は6.9W、LED作業灯は20Wほど必要です。

このように、非常時に動かしたい家電や照明、スマホの充電などであれば

500W、600Wほどの小規模の発電量でも十分利用できます。

非常時の備えとして、普段は屋内の照明などに利用しておいて

避難所まで供給ルートを確保し、非常用発電としての利用価値ができます。

最近頻繁に起きる大きな地震などで停電が起きた際に、小水力発電設備が無事であれば

手元灯や、家族との通信手段の充電ポイントが確保されていることが安心に繋がり

大きな価値になると思います。

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