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小水力発電の水量と落差の関係

小水力発電は同じ呼び方でも出力帯には大きな幅があります。

発電出力が100kWや50kWと1kWでも同じ小水力発電と呼ばれています。

種類を細分化して分かりやすくするために、マイクロ水力やピコ水力といった呼び方も

ありますが専門的な言い方でまだ一般的にあまり周知されていないので

〇〇㎾の小水力発電機と説明することが多いです。

 

 

弊社のミライアクア小水力発電機は1.5kWの定格出力を持つ小さな発電機ですが

太陽光発電で培ったノウハウで家庭用の太陽光PCを流用して系統連系に繋いで

FIT法の固定買取制度の売電単価1kWhが34円で

電力会社に売電出来るシステムを販売、施工しています。

1.5kWというと最近の家庭用の太陽光発電と比べると1/4程と感じるかもしれませんが

太陽光発電は日の出から日没までの時間しか発電することは出来ませんが、水力の場合は

落差と流量の水の流れの条件次第では24時間発電が可能なところが利点です。

1日の発電量から計算すると太陽光の6.0kWのシステムと同じくらいの能力があります。

安定した発電量があれば除塵器の掃除の手間を差し引いても売電収益で年間30万程

ただし、定格出力1.5kWを取り出すためには、落差と流量の条件が必要です。

 

上の写真の設置場所の流量は、毎秒約200ℓ毎秒で有効落差は2.5mあります。

水路幅が1.3mあり、こういった大きさの農業用水路は滅多にないかもしれませんが

この発電所の発電量はゴミの影響がなければ1.7kW出た実績もあります。

自然界の落ち葉や川を流れる小枝などの影響で出力が下がることもありますが

定期的な除塵器(スクリーン)の掃除をすることで発電量は安定します。

お問い合わせで現地の流量が分からないが落差は3mは有りそうなど

現場調査の依頼にも岡山県内又は隣県には対応しています

(先にお電話かメールで簡単な現場の状況をお聞きします)

 

ミライアクアの詳しい内容はこちらから!