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小水力発電とメンテナンスの必要性

水力発電のイメージは大量の水源が必要で大掛かりな設備が必要という印象が強いと思いますが

水力発電の中でも規模の小さな小水力発電はわずかな水の流れと落差があれば発電できる発電方法です。

 

 

大規模な土木工事を必要とせずに設置でき、コストも太陽光発電と比べても導入コストは安価です。

しかし、メンテナンスの面では他の再生可能エネルギーよりもコストが掛る場合があります。

水力発電は水の持つ位置エネルギーを利用してプロペラ(水車)を回します、同時にコイルが回転し磁界を切り

電流を発生して発電していきますが、この回転部にはベアリングが使われています。

発電機自体が水に入るタイプの場合は防水用のメカニカルシールも必要になり

それらは消耗パーツでもある為定期的な交換作業が必要となります。

 

 

逆に太陽光発電システムは可動部が無く、太陽光パネルは屋根や架台に固定されているので

長年使っても機械的に故障する要因はあまりないかもしれません

ですが、自然界に設置する水力発電は川を流れてくる草や木の枝、小石なども発電量に影響する場合があります。

プロペラに引っかからないように、除塵機と呼ばれるメッシュのフィルターの様な機能が付いていますが

除塵機に流れてきたゴミが付着し始めると、発電量も低くなるので定期的交換が欠かせません

この除塵機を掃除することもメンテナンスの1つです。

太陽光発電や風力発電と比べて、天候に左右されにくいことが特徴ですが

消耗部品の交換作業や除塵器の掃除など、細かなメンテナンスが必要となってきます。

 

 

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