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小水力と水資源の種類

小水力発電に利用出来る水資源の種類

小水力発電で利用する水の種類として渓流水、農業用水、上下水道、工場内水などが考えられている。

〇渓流水

河川水を利用する場合、規模の小さな小水力発電においては主に渓流が対象と想定される。

渓流を流れる水の一部を導水し、流れ込み式の発電を行う利用や,渓流に直接発電装置を設置して発電する利用形態が考えられる。

〇農業用水

農業用水では水田への水の流れを緩やか調整するため,水路に階段状の段差(落差工)が設けられている.比較的豊富で安定した流量がある農業用水であれば,落差工の部分に発電装置を設置して発電することが可能である。

渓流水利用の場合と同様、一定の流量があれば流れ込み式の 発電も可能である。

 

渓流水や、農業用水路などを利用する場合は河川ごとに水利権の許可を取得する必要があります。

一級河川、二級河川、普通河川の規模によって、管轄が違います。

小水力発電に適しているのは、普通河川です。

水利権を持っている団体が主体となるような、小水力の設置計画や市町村長が出している補助金制度などを

利用することで、導入コスト、採算性が通常よりも抑えれます。

 

〇上下水道

上水道では原水取水箇所から浄水場または,浄水場から排水場までの間で落差が得られる.通常送水管路の末端部には水流の圧力を減圧するための減圧バルブが取り付けられており,この 減圧分の圧力を有効利用することが可能である.また,下水道では最終処理施設を出てから河川・ 海域へ放水される間の落差が発電に利用できる.

 

〇工場,その他

工場においては,下水道と同様,排水を最終的に河川へ放水する際の落差を利用した発電の他, 工場内で循環する過程で生じる落差を利用した発電の事例がある.また,道路・鉄道用のトンネルからの湧水を発電利用した事例の報告もなされている.

工場系の排水設備には水利権の問題は有りません、水の流量と落差の条件がよければ、十分発電します。

 

工場の場合のメリットとしては発電した電力で工場内の設備を賄ったり、

CO2削減でのイメージアップなどの利用が期待できます。

弊社の小水力発電機ミライアクアは、軽量コンパクトで汎用性の高い発電機の為、中山間エリアにも

工場内にも、対応できます。

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