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こんにちは、今回の小水力発電ブログでは
西粟倉村の若杉公園に設置しています、小水力発電機をご紹介します。
場所は西粟倉村の最北端にあります別名「若杉原生林」の中にある公衆トイレの裏側に
発電機を設置しています。
岡山県下3大河川のひとつ吉井川の支流の吉野川の源流地でもあります。
下の画像が公衆トイレです真冬の時期は入り口の高さまで雪が積もります。
こちらが発電機本体です。
冬の雪対策でステンレスで櫓を組んでいます。
発電機の設置場所より更に10m上流から川の水を引いています。
発電した電力は公衆トイレの電灯と浄化層設備の電源に利用されています。
完全に小水力発電だけの独立電源です。
次の画像は、除塵機の設置状況です。
自然の中では、川砂や、小石、落ち葉が流れてくるため
発電機の導水管の中に入ると故障の原因になるので、ゴミ取りフィルターとして
除塵器を設置しています。
除塵器と発電機の間には沈砂層という管内に入った砂を貯めるタンクがあります。
除塵器に付いたゴミと、沈砂層に溜まった砂は定期的に掃除が必要です。
パワーコンディショナーの表示部です
発電量は300~400Wほどですが、トイレの設備の電源を取るには十分です。
登山客もよく利用されているので、トイレの電灯が小水力発電で
点灯していることを知ったら驚くかもしれません
それでは失礼します。