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蓄電池システムの相場が知りたい!気になる費用は?

■蓄電池の費用分布

一般的な蓄電池システムの費用は、100万円~250万円が相場だと言われています。

100万円~180万円が40%

180万円~250万円が35%

250万円~300万円が25%

300万円以上が5%

相場グラフ

※費用分布に関しましては、様々な施工費用、機器類の撤去費用なども含んだ費用であり、各ご家庭によって必要な諸費用等で変わっていきます。

 

■蓄電池の導入にかかる3つのコスト

①蓄電池の本体価格

蓄電池の本体の価格は、メーカーや容量、機能で大きく変わってきます。太陽光発電と連携させるタイプでもダブル発電やシングル発電があり、価格も変わってきます。売電量を増やすダブル発電の選択もありですが、今の主流はシングル発電が多いです。

 

②設置工事

蓄電池を設置するには工事費用が不可欠です。定置型蓄電池システムの中でも屋外設置、屋内設置があり工事内容が違います。屋外設置の場合は、蓄電池の重さによって費用も変わってきます。ただ安い工事が良いとは限りませんので、長く使うためにはちゃんとした工事をしてもらいましょう。

 

③電気工事

蓄電池システムは、電気が関わってきますので電気工事が必要になります。

・蓄電池に溜める為の配線工事

・蓄電池にたまった電気を供給できるようにする配線工事

・既存の太陽光発電と接続するための工事

・モニターの配線工事

などといった電気工事が発生してきます。

 

標準工事として基本的には①と②と③の工事が必要になりまして、定置型蓄電池システムの場合は、本体価格は100万円~で②と③の工事は約20~30万円ほどかかると言われています。

 

■できるだけ安く蓄電池を購入するために蓄電池でも相見積もりは必須!

蓄電池システムにかかる費用は分かって頂けたかと思います。一番の理想は良い物を設置し、良い工事をしてもらい、安く導入できることが誰もが思っていることでしょう。ですから会社選びも大事な選択肢になってきますので、設置した後も見てもらえる優良店をお勧めします。

 

■蓄電池のポイント

エネルギー分野で利用可能な蓄電池は、NaS電池、リチウムイオン電池、鉛電池、ニッケル水素電池と4種類ありますが、家庭用蓄電池システムで使われている電池は主に、リチウムイオン電池と鉛電池になります。

 

○リチウムイオン電池

特徴

・サイズが比較的に小さくエネルギー密度が高く、充放電エネルギー効率が極めて高い。溶解析出反応を伴わないので、長寿命が期待できます。また急速充放電が可能で充電状態が監視しやすい。

最近ではコストダウンしてきていますが、それでも家庭用蓄電池になると100万以上はかかってしますこともあるでしょう。

 

○鉛電池

特徴

・比較的安価で使用実績が多いが、大量の電気を溜めることができずサイズも大型になってします。

 

また蓄電池を施工する際には設置場所にも注意が必要です。

屋外タイプですと直射日光が当たる場所は極力下げ、蓄電池本体の温度が40℃以上や0℃以下になる場合は室内設置をお勧めします。

 

■蓄電池の人気が再復活

今、日本では災害が多く非常電源や電力不足による停電に備え、蓄電池システムの需要が高まっております。

その蓄電池システムを後押しするように、2011年から国が再生エネルギーを普及させるために補助金が開始されました。

しかし、2015年には補助金がなくなり、需要が下がっていったように思いましたが、ここ近年では売電単価が下がり再び蓄電池の需要が高まりつつありますので説明していきましょう。

 

■ハイブリッド蓄電システムが登場

2015年からハイブリッド蓄電池システムが出てきたことがきっかけでしょう。

 

長州産業がオムロンと提携して、これまで太陽光発電のパワーコンディショナと蓄電池システムのパワーコンディショナ2台必要でしたが、パワーコンディショナ1台でコントロールができるハイブリッド蓄電池システムが登場しました。

もともとこの仕組みはパナソニックが作り、創蓄連携システムと呼ばれるものと一緒ですが体積が大きい為、設置スペースも必要で重さもありました。

 

今ではハイブリッド蓄電池システムは重さも大きさも削減してきています。

 

■他メーカーもハイブリッド蓄電システムを導入

 

メーカー 部材 容量 蓄電ユニット外形寸法 質量 設置場所
シャープ ハイブリッドパワコン 5.5kW 幅500、奥行360、高さ605mm 約77kg 屋外
蓄電ユニット 4.2kWh 屋外
パナソニック パワーステーション 5.5kW 幅630、奥行250、高さ1600mm 約68kg 屋外
蓄電ユニット 5.6kWh 奥内
長州産業 ハイブリッドパワコン 4.8kW 幅406、奥行165、高さ640mm 約60kg 屋外
蓄電ユニット 6.4kWh 奥内
オムロン ハイブリッドパワコン 5.5kW 幅452、奥行120、高さ656mm 約52kg 屋外
蓄電ユニット 6.5kWh 奥内

 

今は、上記のように各メーカーがハイブリッド蓄電池システムの採用をしてきています。

シャープは独自で開発をしており、パナソニックの創蓄連携システムはカナディアンソーラーも採用しております。

長州産業や東芝・ソーラーフロンティア・Qセルズは元々オムロンのパワーコンディショナを採用しておりハイブリッド蓄電池システムを取り始めております。

 

■蓄電池の価格競争

次々と各社の蓄電池が出そろってきたことにより、価格競争が始まり値段も下がってきております。

 

ただ一番の理由は、ハイブリッド蓄電池システムが出てきたことにより、太陽光販売会社が蓄電池の提案がしやすくなったことが上げられます。

 

太陽光発電を提案する際は、各メーカーの設定ソフトを使い、パネルが何枚設置できるか、いくら回路があり、どのパワーコンディショナーを使用するか等の部材出しを行います。蓄電池システムも部材出しが必要になってきます。

 

それがハイブリッド蓄電池システムになったことで、太陽光発電と蓄電池システムの部材出しが一緒にでき、販売会社の手間も減り、なおかつ価格も余計な部材が無くなったため、安くなったと言えます。

 

■2017年はさらに蓄電池の価格が下がる見込み

2017年は、各メーカーがコンパクトサイズになったり、蓄電池の取り扱いを開始したため、価格も下がってきております。

また、米国のテスラ社が蓄電池の販売を予定しており、蓄電池市場が活発になってくるでしょう。

 

■最初の盛り上がりは蓄電池の補助金

2014年に蓄電池システムに対して補助金制度が開始されました。

 

国は2020年度までに世界シェア50%を取ることを目標にあげ、総予算100億円、1住宅あたり最大100万円の補助金が出ておりました。

 

その時よく売れていたのは、京セラの7.2kWhの蓄電池で、税込200万円の販売価格でした。その時の補助金が90万円出ておりましたので、実質110万円で設置が可能でした。

この7.2kWhの容量で蓄電池がお手頃に手に入り、補助金は開始から2か月経たずで、予算が無くなり打ち切りになり、なんと翌年度から蓄電池の補助金はなくなってしまいました。

その為、2015年度は多少値引きして頑張っても180万円という金額になるため、さすがに購入意欲が沸いてきません。

 

その結果として、2014年に始まった蓄電池システムの盛り上がりは1年ちょっとしか続きませんでした。

 

■蓄電池とは

蓄電池システムとは、電気を蓄えて使えることができる電池です。太陽光発電で創った電気を蓄えたり、電力会社の格安な電気を蓄えたりできます。その蓄えた電気をライフスタイルに合わせて使うことが出来ます。

また、停電になったりしても明るいお家になりますので、非常時の電源としても活躍します。

 

■蓄電池の種類とメリット

蓄電池の発電モードは「シングル発電」、「ダブル発電」と2つあります。

 

・シングル発電(押し上げ効果なし)

「シングル発電」又は「押し上げ効果なし」とも呼ばれています。

こちらが太陽光発電と蓄電池の1日の電力使用状況のイメージ図になります。

シングル発電

①ナイトタイム(23時~8時)

電力会社の電気を家庭で使い、蓄電池に夜間の割安な電気を蓄える。

②ファミリータイム(8時~10時、17時から23時)

蓄電池に蓄えた電力を放電し家庭内で使います。

③デイタイム(10時から17時)

太陽光発電で発電した電気を家庭内で使用し、余った電気を売電します。

 

シングル発電のメリットは買取価格そのままで、太陽光発電で補えない部分は蓄電池の電気を使用します。

 

・ダブル発電(押し上げ効果あり)

「ダブル発電」又は「押し上げ効果あり」とも呼ばれています。

こちらが太陽光発電と蓄電池の1日の電力使用状況のイメージ図になります。

ダブル発電

①ナイトタイム(23時~8時)

電力会社の電気を家庭で使い、蓄電池に夜間の割安な電気を蓄える。

②ファミリータイム(8時~10時、17時から23時)

電力会社の電気を家庭内で使う。

③デイタイム(10時から17時)

蓄電池に蓄えた電気を優先的に使用し、太陽光発電の売電量が増える

 

ダブル発電のメリットは買取価格は安くなりますが、売電量が増えますので、日中電気を使うご家庭や太陽光発電のシステム容量が少ない方にお勧めです。

 

 

■蓄電池を選ぶポイントと注意点

蓄電池を選ぶときは既存の太陽光発電のメーカーがどこなのかが必要になります。それによって受けられる保証が変わってきます。

例えば太陽光発電がシャープの場合、蓄電池はシャープが良いでしょう。

それは保証がしっかりと10年又は15年受けられるからです。もし違うメーカーの蓄電池にしてしまうと蓄電池の保証は付くが、太陽光発電の保証はなくなってしまいます。

そういったリスクを伴わない選び方がポイントになってきます。

ですから費用を押さえたいからといってむやみに蓄電池を設置してしまうと何か故障があった時には有償修理になってしますこともあり、結局費用が高くついたケースもありますので、注意が必要です。

 

■平成30年度2018年の蓄電池の補助金はでるの?

多数のお問い合わせがありましたが、平成29年度の家庭用蓄電池の補助金は出ませんでした。

では平成30年度はどうなのか。

結論から言いますと蓄電池単体の導入の場合は出ない確率が高いです。補助金の予算は組まれていましたが、「ZEH化等による住宅における低炭素化促進事業」の方に組み込まれそうです。

○主なスマートハウス関連補助金【2018年度予算案より】

事業名称 事業概要 要求額
ZEH化等による住宅における低炭素化促進事業(環境省・経産省・一部国交省連携) 1.ZEH化による住宅における低酸素化社会促進

①ZEHの交付要件を満たす住宅を新築・改修する者。

②ZEH要件を満たす住宅に、低炭素化に質する素材(CLT、CNF等)を一定量以上使用し、または先進的な再エネ熱利用技術を活用した戸建住宅を建築。

③分譲集合住宅及び賃貸集合住宅(一定規模以下)のZEH相当となるものを新築、又は同基準を達するよう既築住宅を改修する場合。蓄電池の導入補助も用意。

実施期間:①は平成31年度まで、②・③は平成34年度まで実施。

補助率等:①・③70万円/戸、②90万円/戸、蓄電池3万円/kWh(上限30万円)別途補助

2.高性能建材による住宅の断熱リフォーム

①既存戸建住宅及び、②既存集合住宅について、高性能建材導入に係る経費(設計費、設備費、工事費、諸経費)の一部を補助。

住宅太陽光発電設備が設置されており、①の事業に加え、一定の要件を満たす家庭用蓄電池、又は蓄熱設備を設置する者設備費と工事費の一部を補助

実施期間:平成31年度まで

補助率等:①1/3(上限120万円/戸)、②1/3(上限15万円/戸)蓄電池設備費(3万円/kWh上限1/3)、工事費(上限5万円/台)別途補助蓄熱設備 設備費・工事費合わせて(上限5万円/台)別途補助

85億円

 

■自治体からの蓄電池の補助金はでるの?

平成29年度は、各都道府県や市区町村で補助金が設定されていますので、検討中の方は各自治体にご確認いただくか、ひだかや株式会社にお問い合わせください。

 

■自治体からの蓄電池の補助金は太陽光が必須?

補助金の支給条件は、都道府県や市区町村によって違います。

例えば岡山県岡山市や倉敷市では、蓄電池単体の導入でも補助が受けられます。

 

補助金額【岡山市】

蓄電池:補助対象経費の1/3(上限15万円)

HEMS:補助対象経費の1/3(上限10万円)

要するに満額が25万円となります。

 

補助金額【倉敷市】

蓄電池:補助対象購入金額の1/10(上限10万)

要するに満額が10万円となります。

このように市区町村によって金額や蓄電池システムに関わる商品に対しても

補助金がでますので、把握する必要があります。

【対象者】

・住宅に導入すること

・未使用であること

・市税を完納していること

 

■蓄電池のラインナップを紹介

メーカー シャープ 京セラ パナソニック スマートスター オムロン NEC 東芝 フォーアールエナジー
商品  シャープ  京セラ  パナ  スマートスター  オムロン  NEC  東芝  4R
容量 4.2kWh 12kWh 5.6kWh 9.8kWh 6.5kWh 7.8kWh 7.4kWh 12kWh
定格出力 2.0kW 3.0kW 2.0kW 3.0kW 1.5kW 3.0kW 3.0kW 3.0kW
寸法(W×H×D) W500mm

H605mm

D360mm

W1060

H1250

D300

W480

D610

H230

W761

H1145

D440

W452

H656

D120

W980

H1150

D300

W780

H1025

D300

W1100

H1150

D310

重量 77kg 226kg 68kg 195kg 52kg 150kg 142kg 280Kg
発電モード シングル発電 シングル発電・ダブル発電 シングル発電 シングル発電・ダブル発電 シングル発電 シングル発電・ダブル発電 シングル発電・ダブル発電 ダブル発電
機器保証 10年間 10年間 ユニット10年、パワーステーション15年 10年間 10年間 10年間 10年間 バッテリー5年その他製品2年
出力保証 納品から10年充電可能容量が定格容量の60%未満 なし 納品から10年実質容量(5.4kWh)の60%未満 納品から10年充電可能容量が60%を下回った場合 なし 納品から15年、実質容量(6.62kWh)の50%未満 納品から10年定格容量の60%未満 なし
価格(メーカー希望価格) 1800000円 3700000円 1830000円 2850000円 オープン価格 オープン価格 2970000円 オープン価格

 

■蓄電池の導入時期はいつがベスト?

検討中の方は、補助金があるうちに購入されるのがベストです。国の補助金はないですが、地方自治体の補助金が出ているうちに導入されるので賢明でしょう。地方自治体の補助金は宣伝がございませんので、知らない方が多いです。ひだかや株式会社では、ご相談いただけましたら、各市区町村の補助金の案内もできますので、お気軽にご相談ください。

 

■蓄電池+αで知っとこ!

蓄電池システムの容量の単位は、太陽光発電と違い「kWh」または「Wh」という単位を用いて示します。この数値が大きいほど電気を蓄える量が大きくなります。

 

電気がもつ力=電力(W:ワット)は、回路を流れる電流(A:アンペア)と電圧(V:ボルト)の積(電力=電流×電圧)になります。それに電気を使用する時間(h:アワー)を掛け合わせたものが電力量(Wh:ワットアワー)です。

 

例えば、100Wの電球を2kWh(=2,000Wh)の蓄電池で使用するのであれば、「2,000Wh/100W=20h」となり、20時間使えるという事になります。

 

蓄電池システムを検討する際は、どのくらいの容量があるのか、どれくらいの電気機器を動かすことができるのか、考えておくと良いでしょう。

 

■まとめ

蓄電池市場が2017年から大幅に拡大し、太陽光発電の売電価格も下がり、太陽光発電と蓄電池のセット導入が当たり前になってくると思います。蓄電池システムの単体導入も固定買取制度が切れる前に導入される方も増えて、これから蓄電池市場は盛り上がってくるでしょう。

地方自治体の補助金があるうちに一度考えてみてはどうでしょうか。

家庭用蓄電池の事なら ひだかや株式会社にお任せ!